2010年3月2日火曜日

板目と柾目

今日は丸太から板を切り出した時の呼び名と性質についてです。

ここ、建築士の試験にもよく出題されるので要チェックですよ(^o^)丿

これを理解すれば建築士の問題1問解けますから(^_^)v


木材は切り方によって、様々な木目が現れます。





















樹心を通って年輪に対して直角に、縦に挽き割った面が柾目です。
断面図を想像してください。

真っ直ぐな縦縞の木目になります。

その中でもとくに細かく幅がそろっているものは糸柾です。
四方が柾目状になっている角材は、四方柾と言って高級材です。

これは、少なくとも30㎝以上の径の材でないととれません。




もう一方の木目、年輪の接線方向に切ったのが板目です。
山形や等高線形、あるいは不規則な木目が現れます。
樹心に近い部分でとった場合、板幅の両側が柾目で中央が板目になり、これは中目板と呼ばれます。
この板目部分の幅が狭く上下まで通っていて、柾目部分の目もそろっているのは中杢といい珍重されます。




柾目板と板目板比べると、柾目板の方が割れにくく、狂いにくいのに対し、板目板縮んだり反ったりしやすいという性質があります。
板目板は縮んだり反ったりしやすいという性質があります。
その反り方にも木材の性質があるんですよね(^_^)
木は非常に奥が深いです(^v^)

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