2015年2月24日火曜日

基礎工事完了

四日市市で着工しましたF様邸新築工事。

こちらのお宅は全館空調の仕様で建築をしていきます。

基礎の仕様も通常とは異なり、基礎断熱材を施工していきます。

まず基本工事で掘り方・採石転圧・防湿シート・捨てコン・配筋と進めていきます。


 
 
ここまでは普段通り。ベース打設前に外周部に立ち上がりの型枠を組みますが、その際に基礎断熱材を施工していきます。

 
そうしてベースを打設した後に中の立ち上がりの型枠を組み、生コンを打設。
 
 
 
 
数日養生のあとに型枠を解体。

 
 
白い断熱材が露わになっている箇所を下地材で塗っていき、ひとまず基礎工事は完了。
 
 
 
全体工事の最後に基礎に仕上げ材を塗って基礎自体は完成になります。
 
床下へ冷暖房の空気を送り込むため、基礎が寒暖の影響を受けにくくするためには必要な工程です。
 
この作業がなければせっかくの全館空調も意味がなくなってしまいます。
 
この基礎断熱にさらに内基礎にも断熱材を施工して、より効率的になるように工夫しています。




2015年2月10日火曜日

ご注意

先日上棟しましたT様邸。

屋根工事・耐力面材の施工も終わり、現在内部の造作工事中です。

今日は床断熱材の施工。土台・大引き間にスタイロフォームをはめ込んでいきます。

みのやの仕様はこの土台・大引きにそのまま30mmのパイン材を施工していきます。

無垢材なので木の温かみがあり冬の時期に感じる床の冷たさがフローリング程は感じません。

けれど、それだけでは床下のひんやりした空気を直にパイン材が受けてしまうのでこのような断熱材を床下に施工していくのです。

一見、床がある状態に見えるためこの上を歩いてしまいがちですが、このスタイロフォームは発泡スチロールと同等の材料であるため、誤って踏んでしまうと抜け落ちます。

床があると思って踏むので抜け落ちたときのビックリ感と痛さは半端じゃないです…
そうです…経験ありです。

もしも現場に行く機会があり、
この状態のときは木の部分を平均台を渡っている気持ちになって歩いてください。