2011年3月12日土曜日

地震と建築との関係

昨日、家に帰るなりテレビに釘づけになりました。


『東北地方太平洋沖地震』

地震による家屋倒壊や今回は津波の影響がすごくあって、改めて津波の恐ろしさを思い知らされました。

過去に大きな地震は何度も起きているわけですが、その都度、建築基準法の改正など住宅の建築基準が改正されてきました。


日本で建築法規が定められたのは1920年の時で、市街地建築物法という名でその当時は耐震の規定は少なかったといえます。

その3年後に関東大震災が起こり、翌年に耐震規定の法規が制定されました。


1950年に現在の基準となる建築基準法が制定されました。

その後、改正を繰り返していたわけですが、1995年に阪神大震災が起こり、多くの犠牲を生みました。

その年に、接合金物等の奨励がさらに追加されました。


年々見直しがされている建築基準法ですが、この法律が制定される以前の建物というのはやはり、耐震の部分においては現在の基準を満たしていない部分が多く、耐震診断をしても数値が満たないという結果になってしまいます。

今回、宮城県沖に強い地震がきたわけですが、もうじきに東海・東南海地震がくると言われています。

今お住まいのお家も建てた年数をもう一度よく思い出して耐震について関心を持つようにしましょう。

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