津のY様邸は4月の初旬にセルロース断熱工事を行う予定で工事が進んでおります。
セルロースを施工する前に壁に1工程しておかなければならないことがあります。
それは専用シート貼り。
セルロースの施工方法はホースから断熱材を吹き出しながら充填していきます。
ふわふわの材料を圧縮して壁の中に充填していきますので吹き出す勢いもすごいです。
例えば、空気の通らないシートを貼ってセルロースを吹き込んでいくと風の圧力に負けて貼ったシートがはちけてしまいます。
ですので風が抜けるシートを貼る必要があるのです。
それと、現状ではまだ不十分なのです。
セルロースシートはホッチキスの芯の大きい物で留めているのですが、壁にパンパンになるまで施工するのでやはり、シートがはちきれてしまう恐れがあるのです。
それを防ぐのに、胴縁と呼ばれる下地材を打ってシートを抑えてしまいます。
本来、胴縁は壁のプラスターボードを留めるのに必要な下地として打つのですが、それも兼ねてシートを抑えてしまうのです。
そうすれば圧力のかかった壁でもはちきれないというわけです。
ただし、UB(ユニットバス)が取り付く部分は胴縁を打つとUBが入らなくなる恐れがあるので、細かくシートを留めたり、重ねて留めたりと工夫が必要です。
トイレ改装
3 年前
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