2014年12月19日金曜日

日取り

鈴鹿市T様邸建て替え工事、四日市市F様邸新築工事。

ともに同時進行で打合せ&工事段取りが進んでおります。

工事を進めていく上で一つのポイントとなるのが『上棟』

縁起ものですのでやはり日柄の良い日を選んで予定を組んでいこうと思うのですが、カレンダーを見ていると『建築吉日』なるものが存在します。

私たちがよく見ている大安や仏滅といったものは『六曜』というもので、もともとは中国で発生した時刻の吉凶占いだそうです。

大安 吉日で万事進んでよしという。
先勝 午前は吉、午後は凶、急いで吉という。
先負 この日平静を守って吉、午前は凶、午後は吉という。
友引 朝晩は吉、昼は凶とする。
赤口 大凶の日。正午のみ吉という 。
仏滅 俗に万事に凶である悪日とする。

上記とは別に『十二直』というものがあり、北斗七星の柄がどの方角を向いているかで、吉凶を占う方法です。

こちらは建(たつ)・満(みつ)・平(たいら)・定(さだん)・成(なる)・開(ひらく)・破(やぶる)・危(あやぶ)・閉(とづ)・執(とる)・納(おさん)・除(のぞく)の12種類に分けられます。

建 (たつ): 開業、開始、移転、柱立ては大吉。
満(みつ): 開業、建築、祝い事は吉。
平(たいら): 地固め、柱立て、祝い事は吉。
定(さだん) :棟上げ、柱立て、移転、開業、開始は吉。
成(なる): 建築、開店、開業、開始は吉。
開(ひらく): 建築、移転、開始は吉。
破(やぶる) :訴訟争い事吉。
危(あやぶ) :諸事控え目吉。旅行登山は大凶。
閉(とづ): 金銭の収納、墓、トイレ造り等吉。
執(とる) :神社の祭祀結婚等祝い事、造作種蒔き吉。
納(おさん) :五穀の収穫、購入、結婚は吉。
除(のぞく) :神事、種蒔き、医者のかかり始め薬の飲み始め等は吉。 
 
建築に良い日とされるのは、建(たつ)・満(みつ)・平(たいら)・定(さだん)・成(なる)・開(ひらく)が良いとされています。
 
十二直の吉凶の解釈は歴注書によって多少異なるためにカレンダーによって違いがあったりもします。
 
また、『三隣亡』という日はたとえ大安であろうとも凶。この日から物事を始めると向こう三軒両隣りまで災いをもたらすと言われています。
 
ですので三隣亡だけは避けなくてなりません。
 
これらの事項を組み合わせて考えていき、上棟日を決めていきます。
 
T様邸、F様邸の上棟日がいつになるか…
 
その前に打合せと事前工事を順に進めていきます。
 
 

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