今日は建築家 櫻井先生による家づくりセミナーでした。
家を建てるにあたっての考え方や鬼門の考えなどためになるお話をしていただきました。
家づくりの話ではないのですが、話の中に出てきた、また昨日のブログの続きのような感じで、コンクリートと鉄筋について書きたいと思います。
コンクリートは非常に強固ということは昨日御説明させていただきましたが、ではなぜコンクリートに鉄筋が入っているのでしょうか??
それはコンクリートの性質からきていることです。
コンクリートの特徴として、
①圧縮強度に強い
②耐久性が良い
③耐火性がある
などがありますが、一方で
①圧縮強度に対して引張強度が小さい
②ひび割れが生じやすい
などの弱点があります。
この弱点を補っているのが鉄筋で、鉄筋は引っ張り強度に強い材料なのです。
が、耐火性には弱く、圧縮強度にも弱いという弱点があるため、
言わばお互いの弱点を補い合っているというわけなんですね。
この他、鉄には「錆びる」という性質上の弱点がありますが、コンクリートで覆われることによって、この
弱点を克服することができます。コンクリートはアルカリ性であるため、コンクリートが空気中の二酸化
炭素や酸性雨から鉄筋を守って錆びにくくなるのです。
この二つの材料の特徴を生かし、互いに補いあって鉄筋コンクリート(RC造)という材料が出来上がったんです。
トイレ改装
3 年前
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