2014年12月26日金曜日

オーダー建具

年末も残すところあと5日ほどとなりました。

今年やり残したこと、今年中にしなければならないことに追われていることでしょう。

家の大掃除もしなければと思うのですが、こう寒くては身体が動きませんね。

津市でリフォーム工事中のO様も通路とリビングに間仕切りがなく、寒暖差があってリビングが温まらないという問題を抱えておりました。

この年末年始の寒くなってきた時期にそれはつらいですよね。

そこで建具を設けて廊下とリビングとを仕切ってしまおうというので間仕切りの設置工事を行うことになりました。

事前に大工さんに開口枠と垂壁の下地工事を行ってもらい、左官屋さんには壁を塗ってもらいました。

今日はその開口に建具がはめ込まれます。

今回の建具は家の雰囲気や寸法等もO様の家に見合ったものにするため、オーダーの建具を採用。

杉の無節の建具で作製しておりますので非常に感じの良い建具になりました。

光も入るように腰から上はチェッカーガラスがはめ込まれています。

吊り戸なので重さもほとんど感じることなくスムーズに開閉ができます。

これで廊下との境ができたのでこの冬はリビングで温かく過ごして頂けること思います。

2014年12月19日金曜日

日取り

鈴鹿市T様邸建て替え工事、四日市市F様邸新築工事。

ともに同時進行で打合せ&工事段取りが進んでおります。

工事を進めていく上で一つのポイントとなるのが『上棟』

縁起ものですのでやはり日柄の良い日を選んで予定を組んでいこうと思うのですが、カレンダーを見ていると『建築吉日』なるものが存在します。

私たちがよく見ている大安や仏滅といったものは『六曜』というもので、もともとは中国で発生した時刻の吉凶占いだそうです。

大安 吉日で万事進んでよしという。
先勝 午前は吉、午後は凶、急いで吉という。
先負 この日平静を守って吉、午前は凶、午後は吉という。
友引 朝晩は吉、昼は凶とする。
赤口 大凶の日。正午のみ吉という 。
仏滅 俗に万事に凶である悪日とする。

上記とは別に『十二直』というものがあり、北斗七星の柄がどの方角を向いているかで、吉凶を占う方法です。

こちらは建(たつ)・満(みつ)・平(たいら)・定(さだん)・成(なる)・開(ひらく)・破(やぶる)・危(あやぶ)・閉(とづ)・執(とる)・納(おさん)・除(のぞく)の12種類に分けられます。

建 (たつ): 開業、開始、移転、柱立ては大吉。
満(みつ): 開業、建築、祝い事は吉。
平(たいら): 地固め、柱立て、祝い事は吉。
定(さだん) :棟上げ、柱立て、移転、開業、開始は吉。
成(なる): 建築、開店、開業、開始は吉。
開(ひらく): 建築、移転、開始は吉。
破(やぶる) :訴訟争い事吉。
危(あやぶ) :諸事控え目吉。旅行登山は大凶。
閉(とづ): 金銭の収納、墓、トイレ造り等吉。
執(とる) :神社の祭祀結婚等祝い事、造作種蒔き吉。
納(おさん) :五穀の収穫、購入、結婚は吉。
除(のぞく) :神事、種蒔き、医者のかかり始め薬の飲み始め等は吉。 
 
建築に良い日とされるのは、建(たつ)・満(みつ)・平(たいら)・定(さだん)・成(なる)・開(ひらく)が良いとされています。
 
十二直の吉凶の解釈は歴注書によって多少異なるためにカレンダーによって違いがあったりもします。
 
また、『三隣亡』という日はたとえ大安であろうとも凶。この日から物事を始めると向こう三軒両隣りまで災いをもたらすと言われています。
 
ですので三隣亡だけは避けなくてなりません。
 
これらの事項を組み合わせて考えていき、上棟日を決めていきます。
 
T様邸、F様邸の上棟日がいつになるか…
 
その前に打合せと事前工事を順に進めていきます。
 
 

2014年12月13日土曜日

地盤の状態

鈴鹿市徳居町で解体工事中のT様邸。

解体工事もほぼ完了して今日は地盤調査を実施しました。

調査方法は『スウェーデン式サウンディング試験』

ロッド(細い棒)にとがったキリのようなものを先端に取付け、機械を使って地面にねじ込んでいきます。

25センチねじ込むのに何回転したかで地盤の状態を判断していくという調査方法です。


この機械を使って調査していきます。
 
始めは回転なしで圧力だけをかけていきます。
 
固い地盤に当たって止まればそこからは回転を加えてさらに調査をしていきます。
 
建物の4隅と中心と測定して調査は終了。
 
あとは結果を待つだけです。
 

2014年12月9日火曜日

住宅資金計画セミナー

FM三重でも告知のCMが流れていますが今週末、12月14日(日)に株式会社みのや主催の住宅資金計画セミナーが鈴鹿市文化会館第四研修室にて開催されます。

『家族が笑顔になる快適な住まいづくり』をテーマに1部では日本の風土に合った家造りとはどのようなものか、日本の住宅の寿命が26年と言われている実態は、長持ちする健康な住宅に住まうにはなど興味深い話がたくさん。

2部ではファイナンシャルプランナーの先生に住宅ローンの仕組みやかしこいローンの返し方など専門家からのご意見を聞くことができます。

今現在、家づくりをお考えの方には正に必見、また、今後建てる予定の方でも非常に勉強になると思います。

12月14日(日)鈴鹿文化会館 13時から16時まで

是非お越しください。

2014年12月6日土曜日

解体工事

鈴鹿市徳居町にて建て替え工事が進行中です。

今はその解体工事中です。

解体工事というと重機等で大胆に壊していくのを想像するかと思いますが、確かにその工事も行いますが、まず、取り行うのが残材の仕分け作業です。

以前まではある程度一式で残材を引き取っていたみたいですが、今は厳しくなり衣類、ガラス、木材、段ボール等細かく分別して処分しなくてはなりません。

ライターや乾電池なども仕分けしていたのは驚きでした。これだけでもかなり時間がかかりますね。

今現在はその作業も完了で解体工事らしく重機を使っての解体です。

半分以上は解体完了し、もう先は見えてきました。

解体工事後、地盤調査を行って地盤の状態を確認します。

地盤の状態が良好であればそのまま基礎工事にかかっていくのですが、軟弱な地盤だった場合は適切な地盤改良工事が必要になってきます。

調査した結果次第ですが、良好であることを祈るのみです。